一部の女性はカメラがとらえるカリスマ性を持っている。ちょうどゴーストのようなもので、話はあるけれどもほとんど見ることはない。

それはそこにある、存在する。フィーリング、いやたぶんもっと行動的な部分。それがなんであったとしても、レジャンはそれを持っている。それは彼女をオーラのように包み込んでいる。キューピッドのような唇のかすかな曲線や輝く瞳の中にある誘惑的なまなざしから、彼女が最高のものに運命付けられていることが分かる。

南アフリカのケープタウンに近い小さなコミュニティーで生まれたレジャンは、モデルビジネスで成功し移動を繰り返すことで、学校も空いた時間に家で勉強することも断念せざるを得なかった。といっても、定期的なトレーニングや次々とやってくるモデルの仕事でそれほど空いた時間など持ててはいないけれど。

南アフリカは超保守的国家だが、ウクライナ出身の若いモデルのように、レジャンはヌードに対して現代的で自由な姿勢を見せる。そしてヌードモデルもファッションモデルの仕事もどちらもチャンスとしてとらえている。